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美恵子のねぇねぇ聞いて

海南市公民館大会 記念講演 渡部幹雄先生の「社会教育施設とまちづくり」

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 長年にわたり、社会教育施設でお仕事をなさってきての熱のこもったお話でたいへんよかったです。

 渡部先生のお話の中心点は、図書館をつくるのでも、地域になじんだもの、地域にあったものをつくる。そのためには地域の人たちとともに、その思いに合致したものをつくるということではないかと思いました。
 MLAKの連携ということが言われました。つまり、博物館(Museum)、図書館(Library)、アーカイブ(Archive 保管記録)、公民館(K)が連携することによって力を発揮するといいます。
 その例として、ユネスコ記憶遺産に登録された炭鉱労働者の絵を描いた山本作兵衛さん、紙粘土人形の後藤絹さんを教えていただきました。


 海南市でもこれから図書館を中心とした施設をつくろうとしています。どんな良いものをつくれるかは市民を中心としたものかどうかが問われるのではないでしょうか。

 公民館大会で記念講演も聞いて帰る途中、たまたま市長がいらしたので「良いお話でしたね」と声を掛けました。いろんなことを吸収しなくてはと思っているということでした。
 市役所跡地の交流施設の建設は今から正念場ではないでしょうか。



# by neeneekiite | 2016-09-04 17:05

「夜と霧」を読む

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 フランクル著池田香代子訳「夜と霧」をついに読みました。この本は原題が「強制収容所における一心理学者の体験」とあるようにナチス強制収容所を生きのびた人の手記です。読まなくてはと思い、何年も前に手に入れたにもかかわらず恐ろしくて読めずにいた本です。
 読んですぐ、これは最初の訳者霜山徳爾のものも読まなくてはと思い、下津の図書館で相談しました。そして県立図書館にあるものを貸してもらい読みはじめています。
 しかしこれこそ恐ろしい本でした。これはフランクルの手記だけではなく、七十数ページに及ぶ解説と写真資料が加えられていて読むのがつらい内容です。けれども「出版社の序」にある「知ることは超えることである」「ふたたびかかる悲劇への道を、我々の日常の政治的決意によって、閉ざさなければならない」の言葉に励まされ読み切ろうと思っています。
 若い人に読んでほしいと新訳された池田香代子訳だけでも市の図書館においてほしいものです。
                     さいか光夫の赤旗読者ニュースより


 このコラムの記事については、何人かの方から声をかけていただきました。「私、あの本持ってたから貸してあげられたのに」と友人が言ってくれました。
 私はその後、霜山訳「夜と霧」を読み終え、フランクルに興味を持ち写真の「知の教科書フランクル」を読みました。「人生が人間に問いを発してきている」の言葉。



# by neeneekiite | 2016-08-07 15:49

兵馬俑展にて

兵馬俑展にて_e0221349_11313123.jpg

大阪で開催されている兵馬俑展に行ってきました。写真は撮影が許可されているレプリカの前でのものです。
今朝の朝日新聞で壇蜜さんが「亡き始皇帝へ最上級の思いやり」と言っていました。そういう考え方もあるんですね。確かにあの様に隅々までいきとどいた 俑は思いやりなくてはできないかもしれません。私は貧富の差について考えてしまいましたが。
私の亡くなった祖父は戦時中、中国戦線に行きシベリア抑留もされた経験をしておりましたが、「始皇帝の墓を見た。きれいだった。もう一度見たいものだ。」と言っていました。かないませんでしたが。私もいつか西安の始皇帝の陵墓に行ってみたいものです。




# by neeneekiite | 2016-08-05 11:09

猫の殺処分数 和歌山県はワースト4位

猫の殺処分数    和歌山県はワースト4位_e0221349_09434191.jpg

猫の避妊・去勢をするのに、なにか補助はないかなと相談されていました。
 調べてみると、県の新しい動物愛護条例に基づき、地域猫として保護・管理していくことを始め、避妊・去勢のための無料券が渡してもらえることになったということです。それには、地域の中で話し合いグループをつくることが必要です。保健所で相談に乗ってくれます。
 昨年は県内で2300匹の猫が処分され、また轢死猫も多いということです。ちなみに、犬の処分数は270匹ということです。こういう悲しいことがなくなるようにしていきたいものです。うちの16歳の猫は、娘が子どもの頃拾ってきた捨て猫で、獣医さんから「めざせ20歳」と言われています。
           海南市会議員  はしづめ美恵子




# by neeneekiite | 2016-06-14 09:39

大きな声でなく子とおかあさん

 私はとあるショッピングセンターで人待ちをしていました。そこに聞こえてきた大きな子どもの泣き声。大きな声で駄々をこねてお母さんを困らせています。3歳か4歳ぐらいでしょうか。姿は見えません。けれど、よく聞こえます。おかあさんは一生懸命「どうしたの?どうしたの?」と子どもに聞いています。すると、子どもは泣きながらおうちに帰りたくないというのです。私なら、「何あほなこと言ってる」とひっつかんで連れ帰るか、「なら、帰らんとき」と逆切れするかだなと思って聞いていると、そのおかあさんは「どうして帰りたくないの、なんで、おうちがいやなの」と必死で聞いています。子どもも大きな声ですから、おかあさんの声も大きくなってよく聞こえます。すると、おうちに帰るとおかあさんは忙しくて遊んでくれないから、帰りたくないというのです。そこは子どもの声はよく聞こえませんでしたが、お母さんが「おうちに帰ると遊んでくれないから、帰りたくないの?」と言うのでわかりました。そして、そのおかあさんは「ごめんね、ごめんね。おうちで遊んであげないでごめんね。約束するから、おうちに帰ったら、ちゃんと遊ぶ時間をとるから、帰ってくれる?」と言うのです。
 すばらしいおかあさんだなと感動しました。子どもの言うことをしっかりきいてあげる、なかなかできないことです。そして、子どももすばらしいなと思いました。泣きながらでもちゃんと自分の気持ちが言える子です。
 私は全然こういうおかあさんではありませんでした。いつもおこっているおかあさんだったと思います。どうしたらこういう人になれるのだろうと思いますが、今日のところはすばらしいおかあさんと子どもに気づけたということでよしとしておきましょう。



# by neeneekiite | 2016-05-30 18:10

はしづめ美恵子が身辺のことについて語ります。
by neeneekiite

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